昔から日本人の女性に多い脚のお悩み「O脚」。
最近では、「O脚になるから脚は組まない」という人や「O脚になるから正座はしない」などと、O脚予防を意識する方も増えているようです。
しかし中には、長年をかけて骨盤が歪み、一度ついてしまったO脚が意外にも頑固なため、まっすぐな美脚に戻すのは無理だと、諦めている方も多いのでは?
昔からO脚だから仕方ない…などといって諦めず、少しずつセルフケアをはじめていきましょう!
この記事を監修してくれたトレーナー
トレーナー:Ricca

パーソナルボディメイクトレーナー。
自らが半年で10kg以上痩せた経験と長年のスポーツトレーナーの経験を活かし、世のすべての女性へ美容・健康法を指導。
現在は芸能関係のトレーナーも務めている。
O脚の治し方
O脚は体の歪みから起こることなので、根本の原因である骨盤まわりから整えていくことで治すことができます。
O脚が治るとまっすぐな美脚に戻るだけではなく、内ももや太ももなどに脂肪がつきにくくなります。
簡単な屈伸運動!
とても簡単ですが、継続的に行うことで、少しずつ歪みが整ってきます。
無理のないよう、まずはこの屈伸運動からチャレンジしてみましょう!
股関節のストレッチで太ももの捻れを緩和!
骨盤に歪みが生じると、開脚がしにくいという特徴が出てきます。
股関節と太ももを繋ぐ「大転子(だいてんし)」の歪みを整え、その上にある骨盤のバランスを調整していきましょう!
動画では開脚するまでにいくつかのストレッチで段階を踏んでいるので、股関節まわりが硬い方でもチャレンジして頂けます!
ゆっくりと呼吸を続けることがポイントです。

絶対に無理はせず、日々少しずつ角度を深めて伸ばしていきましょう。
「付け根」を緩める腸腰筋ストレッチ!
骨盤と太ももを繋ぐ筋肉「腸腰筋(ちょうようきん)」は、いわゆる脚の付け根の部分と呼ばれているところです。

脚を持ち上げたり、歩くときにも働くため、日常生活を送っているだけでも非常に硬くなりやすいパーツです。
そのため、しっかりとストレッチをして腸腰筋を緩めるだけでも、股関節まわりが緩和されていきます。
呼吸は止めずにゆっくりと大きく続けましょう!
内もものトレーニングで筋肉強化
内ももの筋肉を強化していくことで、太ももの筋肉バランスを整え、脚の捻りを解消していきます。

動画にもあるように、しっかりと内ももを触って力が入るのを感じながら行うことで、よりピンポイントに力が入れやすくなります!
内ももは極端に弱くなりやすいパーツですので、最初は無理をせず、少しずつ慣れていきましょう。
内転筋スクワット
- 腕と肩を使って、大きく肩甲骨を寄せて僧帽筋を鍛える
- 肩甲骨の根元を動かして僧帽筋を細かく刺激する
- 腕の負荷をかけながら僧帽筋を鍛える
POINT
- 下げる時は太ももの内側を意識
- 上げる時はお尻をキュッと締めよう
O脚は下半身の歪みだと思われがちですが、歪みが生じているのは体の胴体と脚を繋いでいる股関節部分が主であるため、当然、上半身にも歪みが生じることとなります。
従って、歪みを整えてO脚を治すことが、全身のラインの矯正にもなるため、健康にも美容にも非常に良い影響を与えてくれることとなります。
O脚はお家でも十分、改善できる術があります。
気になる方はぜひ、セルフケアで整えてみてくださいね!