1ヶ月でマイナス12キロ!?夜トマトダイエットの効果とやり方、注意点まとめ
ふっ、と自分の姿を鏡で見た時、あれっちょっと顔や体がふっくらしてきたような、と感じたことはありませんか?
このまま放っておくと、どんどんと太ってしまって取り返しのつかないことになってしまうかも・・・。
そうなってしまう前にダイエットしたい。
でも、ハードなダイエットや無理な食事制限はしたくない。
そんなできるだけ無理せずダイエットしたい、というあなたにぴったりのダイエット方法があります。
それが、トマトダイエットです。
トマトにはダイエットを成功に導いてくれる様々な栄養素や効果があります。
そのトマトを毎日正しい方法で摂取することで、ダイエットを楽に成功に導いてくれるのです。
脂肪が気になってきたというあなたも、トマトダイエットで以前のようなすっきりした体型に戻ることができます。
今回は、トマトダイエットのダイエット効果とその方法について解説します。
●今回の記事の目次
トマトダイエットとは
トマトダイエットとは、名前の通りトマトを意識的に食べることでダイエットができるダイエット方法です。
バナナマンの日村さんなど芸能人が実践し、無理せず痩せられるダイエットとして有名になりました。
日村さんは、1ヶ月でなんと12キロのダイエットに成功されました。
健康にも良いとされるトマトには、ダイエットに様々な効果をもたらすいくつかの栄養素が豊富に含まれています。
トマトに含まれるダイエットに効果的な栄養素を毎日しっかり摂取することで、ダイエットを成功に導くことができるのです。
トマトダイエットの効果
トマトダイエットには、3つの効果があります。
- 新陳代謝の促進効果
- 脂肪燃焼効果
- デトックス効果
リコピンによる新陳代謝の促進効果
トマトに含まれる栄養素でもっとも代表的で有名な栄養素であるリコピンは、新陳代謝を高める効果があり、脂肪の燃焼を促進してくれる効果があります。
リコピンには強力な抗酸化作用があり、血液中のコレステロールの酸化を抑えるなど、体内の血流を良くしてくれます。
血流が良くなると、筋肉はもちろん内臓や細胞1つ1つの働きを活発にしてくれ、その効果で新陳代謝を高めてくれるのです。
新陳代謝の高まった体は、通常の日常生活を送るだけで脂肪をたくさん燃焼してくれ、太りにくく痩せやすい体を作ってくれます。
これがトマトに含まれるリコピンが、ダイエットに効果的な理由です。
13-oxo-ODAによる脂肪燃焼効果
2012年に京都大学の研究でトマトから「13-oxo-ODA」という成分が発見され、中性脂肪の燃焼に効果があるということが分かりました。
つまり、トマトを摂取することは13-oxo-ODAを摂取することであり、トマトを食べるだけで脂肪燃焼効果を発揮してくれるということです。
参考:トマトから脂肪肝、血中中性脂肪改善に有効な健康成分を発見:効果を肥満マウスで確認 — 京都大学
ペクチンによるデトックス効果
ペクチンは水溶性食物繊維の1種で、トマトに豊富に含まれています。
食物繊維は便通を良くしてくれ、体内に溜まった不要な脂肪や老廃物を体外に排出してくれます。
トマトに含まれるペクチンによるデトックス効果は、ダイエットにも大きな効果をもたらしてくれるのです。
”食物繊維は、便通を整えて便秘を防ぐうえで欠かせないものです。また、脂質・糖・ナトリウムなどを吸着して身体の外に排出する働きがあるため、これらを摂り過ぎることによって引き起こされる肥満や脂質異常症(高脂血症)・糖尿病・高血圧など生活習慣病の予防・改善にも効果が期待できます。”
トマトダイエットのやり方
トマトダイエットのやり方は、トマトに含まれるリコピンを15ml以上摂取することです。
できれば夕食時に摂取することがより効果的なダイエット方法となります。
リコピンを15ml摂取するには、普通のトマトで2個分、ミニトマトで16個分、非常に簡単ですね。
なぜ夕食に摂取することが良いかというと、成長ホルモンが分泌されるタイミングが、夜の22時から深夜2時の間であるから。
新陳代謝の促進や脂肪の燃焼などは、この成長ホルモンが分泌されている時にもっとも活発に行われるため、その前である夕食時に摂取することがより効果的なのです。
また、トマトは生でそのまま食べるよりも加熱したトマトのほうがダイエット効果を高めてくれます。
生で食べる場合は、オリーブオイルと一緒に食べるとより効果的です。
油に溶けやすい性質のあるリコピンは、オリーブオイルなどの油と一緒に摂取することで体内への吸収をより効率的に行えます。
参考:カゴメ株式会社 > もっと知りたい トマトと野菜 > トマト大学 > 医学部 > リコピン吸収を抜群にする
トマトジュースでも代用可能
トマトジュースでも同様のダイエット効果が得られるです。
むしろ、脂肪燃焼効果のある13-oxo-ODAは生のトマトよりも多く含まれていることが分かっています。
夕食時にトマトジュースを飲むことも、トマトダイエットの1つの方法です。
ただし、トマトは体を冷やしやすい野菜のため、できれば温めて飲むことを心がけてください。
トマトジュースの場合は、150ml以上の量を毎日飲みましょう。
トマト缶でも代用可能
トマト缶もジュースと同様に、ダイエットの効果が得られます。
さらに生のトマトと比べ、トマト缶に使用されるトマトはしっかり熟したリコピンの含有率が豊富な種類のトマトを使用されるため、より高いダイエット効果を得られます。
ホールトマト缶の場合は、毎日100g程度の量を摂取しましょう。
トマトダイエットにおすすめレシピ
実際に毎食トマトを摂取するために、トマトを使ったおすすめのレシピを紹介します。
焼きトマト
材料
- トマト・・・1個
- 粗めの塩(ハードソルト)・・・小さじ1/2程度
- オリーブオイル・・・小さじ1程度
調理方法
- トマトのヘタを取り半分に切ります。
- この時ヘタが付いていなかった方の先端を少し切っておくと、トマトが安定します。
- 切り口に粗めの塩(ハードソルト)を掛けます。
- さらに切り口にオリーブオイルを掛けて、オーブントースターで10〜15分焼き上げれば完成です。
トマトスープ
材料
- トマト缶・・・1缶
- トマト・・・1個
- ごぼう・・・1本
- にんじん・・・1本
- キャベツ・・・1玉
- 玉ねぎ・・・1玉半
- 水・・・500cc
調理方法
- 材料の野菜をすべて1口大に切ります。
- 鍋にすべての具材を入れて煮込みます。
- これだけで完成です。
- 味に飽きたら、コンソメやカレーパウダー、チムチでアレンジすることもおすすめです。
カプレーゼ
材料
- トマト・・・2個
- スライスチーズ・・・1枚
- オリーブオイル・・・小さじ2程度
- 乾燥バジル・・・適量
- 岩塩・・・適量
調理方法
- トマトを適当な厚さでスライスします。
- スライスチーズをトマトの数量に合わせて切り分けます。
- トマトでチーズをはさんで盛りつけます。
- オリーブオイル、岩塩、乾燥バジルをかけて完成です。
雑穀米トマトリゾット
材料
- 雑穀米・・・お茶碗1杯半
- <無塩のトマトジュース・・・300cc
- シーフードミックス・・・適量
- パルメザンチーズ・・・2~3振り
- 塩・・・少々
- ブラックペッパー・・・少々
- パセリ・・・少々
調理方法
- 鍋に雑穀米、無塩のトマトジュース、シーフードミックスを加えて煮立たせます。
- 全体にとろみがついたら、塩、ブラックペッパーでお好みの味に整えます。
- パルメザンチーズをかけ、最後にパセリをかければ完成です。
- シーフードミックスは鶏肉やきのこ類で代用も可能です。
食べたらダメな食品
トマトを食べてダイエットを成功に導くことができるトマトダイエットですが、当然ダイエット成功の妨げとなる食べたらダメな食品も存在します。
トマトに含まれる栄養素の効果について解説しましたが、トマトダイエットは新陳代謝を高めたり脂肪燃焼効果を高めることでダイエットに効果を発揮してくれます。
これは、消費カロリーを増やすことに大きな役割を担っています。
どのダイエットでも言えることですが、消費カロリーは常に摂取カロリーを上回っていなければいけません。
トマトダイエットも同様で、せっかくトマトの効果で消費カロリーが増やすことができても、摂取カロリーがそれを上回ってしまっては意味がありません。
トマトダイエットはカロリーや糖質の高すぎる食品、主にお米やパンなどの炭水化物、お菓子などの摂取は避けましょう。
低糖質なコンビニ食品
トマトダイエット中はできるだけ、低糖質な食品を食べることでより高いダイエット効果を得ることができます。
とはいえ、忙しい毎日の中で常に自分で低糖質な食事を摂ることはむずかしいといえます。
そんな時、コンビニで買える低糖質な食品が便利です。
低糖質なコンビニ食品の代表は、ほぼすべてのコンビニで販売されているサラダチキンです。
タンパク質をしっかり摂取できて糖質も抑えられる理想のダイエット食品です。
また、ファミリーマートで販売されているライザップとのコラボ食品もおすすめ。
低糖質を推奨しているライザップが監修しているだけあって、すべてのコンビニ食品が低糖質に抑えられています。
参考:低糖質なコンビニ食品
まとめ
毎食トマトを食べるだけでダイエットができる、トマトダイエットについて解説してきました。
トマトに含まれるリコピンなどの栄養素は、新陳代謝の促進や脂肪燃焼効果など、ダイエットに様々な効果を発揮してくれます。
生のトマトはもちろん、トマトジュースやトマト缶を毎日摂取してトマトダイエットを成功させましょう。
今回紹介したトマトダイエットのレシピなど、工夫しながらトマトを摂取することで、継続してトマトダイエットを行うことにつながります。
3ヶ月〜半年間継続して行うことができれば、あなたの理想とする体へトマトダイエットが簡単に導いてくれます。
トマトダイエットで、毎日鏡を見るのが楽しくなるような理想の体を手に入れましょう。