以前は20歳を過ぎてニキビができると“吹き出物”なんて言われていました。
でも、吹き出物は肌トラブルで起こるはれ物やでき物のことで、ニキビも吹き出物のひとつだって知っていましたか?

それに、思春期にできるニキビも大人になってできるニキビも、その原因は違うものの発生するメカニズムは同じだということも、実はニキビケアにとっては重要な知識なんです。
「ニキビを治す」「ニキビを出来ないようにする」には、ニキビができるメカニズムを理解することが先決です。

ニキビの種類によって原因や症状が異なれば、その対処法も違ってきます。そこで、ニキビのメカニズムや種類、症状についてお伝えしますので、正しく理解して1日も早くニキビの悩みとサヨナラしてくださいね♪

ニキビのメカニズム

ニキビは毛穴に余分な皮脂や汚れが詰まることで発生します。
つまり、毛穴のあるところにニキビができる可能性があるということです。
「では、しっかり洗顔して毛穴をキレイにすればいいんじゃない?」というと、それほど簡単な問題ではありません。

実は、顔は体の中でも一番毛穴の密度が高く、その数が約20万個と言われています。
特に顔の中でも、Tゾーンと呼ばれるおでこや鼻は刺激を受けやすいため肌を守るために皮脂を余計に分泌する必要があり、他のパーツに比べて毛穴の数が7倍も多くなっているのです。
だからと言って、毛穴の中に指を突っ込んで汚れを取り出すことなどできません。

ところが、ニキビができない正常な毛穴は、皮膚の生まれ変わるサイクルがスムーズなので、古い皮膚はアカやフケとなって自然と剥がれ落ちます。
また、皮脂も適切な量が分泌されて毛穴の外に押し出されるため、余分な汚れや皮脂が溜まることもありませんので、いつでも毛穴の中はスッキリとしてニキビとは無縁というわけです。

ニキビは大きく分けて「白」「赤」「黄」の4種類

ニキビは種類によって原因が異なります。
また、本当なら治るはずのニキビでも、間違ったお手入れをしてしまうとニキビが悪化し、ニキビ跡が残りやすくなってしまいます。

ニキビには「白ニキビ」「赤ニキビ」「黄色ニキビ」と3種類がありますので、症状によってあなたにできているニキビがどの種類なのかをしっかりと確認してケアしましょう。

白ニキビ

白ニキビはニキビの初期段階のため、出来ている人も一番多いニキビの種類です。
でも、ケアがちゃんとできれば治りやすい状態だとも言えます。

白ニキビの原因
  1. 間違った洗顔法をしている。
  2. ストレスに弱い、ストレスが溜まっている。
  3. 寝る時間はいつも24時以降、もしくは寝不足が慢性化している。
  4. 暴飲暴食が多く、偏食気味で栄養のバランスが悪い。

(1)の間違った洗顔法とは、洗顔の仕方そのものであったり、洗顔の際に使う洗顔料や洗顔回数などに問題があったりする場合も少なくありません。

また、(2)~(4)が原因で新陳代謝が低下すれば、肌が生まれ変わるサイクルが乱れ、古くなった角質や余分な皮脂などのゴミが毛穴を塞いでしまうためにニキビとなって発生します。

白ニキビは初期段階なので正しいニキビケアさえ行っていれば治りやすいニキビです。
ただし、ポツンと皮膚が盛り上がる程度なので、見た目にもあまり目立たず症状としてあまり気にならないという人もいます。

しかし、そのまま放置しておけばやがて炎症を起こし赤ニキビへと発展。
治りづらく、ニキビ跡が残りやすくなってしまうため要注意。
早目のケアが肝心です。

赤ニキビ

赤ニキビは別名を「赤色丘疹」(せきしょくきゅうしん)と呼び、炎症を起こして赤くなったニキビのことを指します。

赤ニキビができる原因は、基本的に白ニキビと同じく過剰に分泌された皮脂によるもの。
ニキビ跡も残りやすく、ひどいケースではクレーターのような凹み肌になることもあるので早急な対策が必要です。

赤ニキビの原因
  1. 洗顔が不十分で余分な皮脂や汚れがしっかり洗い落とせていない
  2. 1日に何度も洗顔をする
  3. 洗浄力の強すぎる洗顔料を使っている
  4. 鏡を見ると気になって赤ニキビを潰してしまう
  5. ついつい顔を触ってしまう
  6. 油っこいものや甘い物の食べ過ぎ
  7. 睡眠不足やいつも夜更かしをしている
  8. ストレスが溜まっている
  9. インスタント食品やスナック菓子など添加物の多い物をよく食べる

肌が生まれ変わるサイクルやホルモンバランスが乱れ、本来ならその人の肌質に合っただけの皮脂が分泌されるはずが、過剰に分泌されてしまうわけです。

この他にも、年齢的な問題もあれば、紫外線を浴びることでも活性酸素が発生し、肌を刺激して白ニキビとなり、毛穴に詰まった皮脂や汚れをエサにしてアクネ菌が繁殖し、それが悪化して赤ニキビに発展してしまうのです。

黄色ニキビ

黄ニキビになると膿が毛穴に詰まっていますので、周りは炎症を起こして赤くなっています。
その中心部分が黄色く、白ニキビに比べてかなりぷっくりと盛り上がっています。

白ニキビは痛みやカユミはありませんが、黄ニキビは痛痒いのでついつい触ってしまいがちなので厄介です。
黄色くポツンとなったところには膿が溜まっていて、肌は弱くなっていますのでちょっと触っただけでも潰れてしまうこともある危険な状態のニキビです。

根本的な原因は、他のニキビと同じく皮脂が過剰に分泌されることによって起こります。
ただし、黄ニキビは、他のニキビに比べて寝不足やストレス、便秘などによる生活習慣が大きく影響します。

なので、白ニキビなら放置しておけば必ずと言っていいほど赤ニキビへと発展してしまいます。
ところが、赤ニキビをそのまま放置していても黄ニキビになる人もいれば、ならない人もいます。
その理由が生活習慣の違いだと言われています。

赤ニキビも痛々しくって目立ちますが、黄ニキビになると炎症がさらに進んでいるので肌は弱った状態なので潰れやすく、とにかく目立ちます。

万一、「洗顔していて潰れちゃった」「つい引っ掻いて潰れちゃった」なんてことになったら、まずは膿をやさしくティッシュなどでふき取るようにしてください。

黄ニキビの特徴のひとつとして、他のニキビと違い顔中のニキビが全部黄ニキビになってしまうことはほとんどありません。
だいたいがピンポイントでポツリ、ポツリと発生します。